2014年10月12日

有村「67」で菊地と並びトップに!

国内女子ツアーの今季公式戦第3戦 日本女子オープンゴルフ選手権競技は3日、滋賀県の琵琶湖カントリー倶楽部 栗東/三上コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。有村智恵が5アンダー67をマークして、昨年大会2位タイの菊地絵理香と並ぶ通算6アンダートップタイに浮上した。
 今季米女子ツアーで苦しんだ有村が、セッティングの厳しい公式戦で真価を発揮した。インから出たこの日は前半を2アンダーで折り返すと、後半も1番、2番の連続を含む4バーディ(1ボギー)と爆発。4打差の18位タイから一気にリーダーボードの最上段にかけ上がった。
 来季も米ツアーでのプレーを望む有村にとって、残る道は12月のQスクール(予選会)に回るか、富士通レディース(10月17~19日/千葉県、東急セブンハンドレッドクラブ 西コース)までに国内ツアー賞金ランキング35位に入って11月に行われる日米共催のミズノクラシック(11月7~9日/三重県、近鉄賢島カンツリークラブ)で上位入賞するしかない。
 前週のダンロップ女子オープンでは予選落ちに終わったが、ツアーNo.1の高額賞金(2,800万円)を誇る同大会で勝てば賞金ランク35位圏内に入ってくるだけに、明日以降も気の抜けないプレーが続く。(スピードブレードアイアン)
 だが上位は混戦模様だ。1打差の3位タイにディフェンディング·チャンピオンで大会3勝目を狙う宮里美香、日本女子プロ覇者の鈴木愛、今季4勝の申ジエ(韓)ら6人、2打差の9位タイに今大会で一躍注目を浴びることとなったアマチュアの永井花奈(日出高2年)、大山志保、テレサ·ルー(台)ら5人。また、通算3アンダー14位タイにアン·ソンジュ(韓)、通算2アンダー16位タイに酒井美紀、イ·ボミ(韓)ら強豪選手が続いており、誰が飛び出すか分からない。
 一方、今年ツアー史上最年少優勝記録を更新したアマチュアの勝みなみ(鹿児島高1年)は、通算5アンダーとカットラインに1打足りず63位タイで無念の予選落ち。米ツアー常駐組の野村敏京も63位タイ、上原彩子は通算6オーバー72位タイと最後までエンジンがかからず、大会2日目で姿を消すこととなってしまった。



Posted by 伊藤誠 at 16:18│Comments(0)
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